中学入学後に息子と立てた目標は東大に入ることでした。いや、そう書くと微妙に違いますね。東大に入れる学力をつけること、という方が正確なようです。ともかくそういう大目標を立てました。
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そしてその目標に近づいていくためには、定期試験を常に目の前の小目標として、日々着実に勉強していくことだと考えました。
今回は、中学での初めての定期試験に対してどんな展望を持って挑んだのか、結果はどうだったのかについて振り返ります。
インデックス
東大を目標としたときに目指すべき学内での席次
定期試験等学校内の試験の話をするときに、何の目安もない中で読んでいただいていてもピンと来ないでしょうから、ざっくりとお話ししておきます。息子からはまだ学校バレしないでほしいという要望なので、その範囲内ですがご了承ください。
本当にざっくりですが、東大、京大、国公医に現役合格するためには、文理分かれる高2までに上位10%に入っていることが一つの目安となる学校です。
そして、東大を目指していると公言したとき、そうだろうなと納得してもらえるのがトップ10。その中でも堅いと思わせるには5位以内が必要。そんなレベルです。だいたいそのくらいを基準として、知っている学校と比べていただくと想像しやすいのではないでしょうか。
生徒の大半が東大等に合格する学校ならば、学内で平均的な順位を維持していれば良かったり、最下層に沈みさえしなければ良かったりするのでしょうが、そういうところとは違って上位に入らないといけない学校です。ただ息子の学校からでも、理3、京医を別とすれば十分に狙えることは間違いないことです。
もちろん、いずれは5位以内。さらには校内1番が夢です。
とりあえずの目標は10%
はじめの一歩として、最初の試験では10%に入れればいいな、と考えていました。何と言っても初めてのことなので漠然としていて、それを目標としてよいものかどうかもわかりません。
中学受験で第一志望に落ちたとき、あと一歩だった、運も足りなかったと結論付けはしましたが、一方ではそれは強弁で、結局実力が足りなかっただけという思いも持っていました。それは特に息子の方に多くあったようです。だから最初からそううまくはいかないだろう、という意識もどこかにはありました。
それでもさすがに半分より下は全く考えていません。悪くとも50位くらいには入れるのかな、と。50位が上位何%なのかは明言できませんが、少なくとも10%内ではありません。でもそれならそれで、その順位から少しずつ上がっていけば良いだけです。いずれ10%に入っていければいいと思っていました。
重視しているとは言っても、しょせんは定期試験で受験ではありません。ダメだったとしても特別人生が変わるわけではないのです。だから悲壮感は少なめで、どんなものだろうという楽しみの方が大きかった記憶があります。
試験結果
中学最初、1学期中間試験の結果は、かろうじて上位10%という順位でした。これは幸先が良いと思いました。得点は満点の8割5分。上出来です。
最初の試験なので難易度も高くないということもあるし、定期試験は捨てているというこ生徒も少ないのでしょう。そのため平均点が後々ではありえない高さです。
この試験結果が記された紙の下部には親が連絡事項を書く欄があって、それを書いた後に学校にいったん返す仕組みになっています。(のちにバインダーにまとめられたものを渡してくれます。)息子の母親である妻が書いたそれの内容は次のようなものでした。
「試験中にあったお休みの日に、本人がもう大丈夫というので、お茶をのみに行きました。結果を見ると、その翌日の社会の点数が悪く、見通しの悪さに呆れるとともに親も反省しました。」
確かに社会だけ良くない点数です。そういえば、試験期間中の日曜日、息抜きと言いながらちょっと遠出してお茶とケーキをいただいた記憶があります。確かに息子は大丈夫と言ってはいましたが、ちょっと余裕ありすぎでした。私達夫婦も、定期試験がどんなものかよく覚えていませんでした。これは親が悪いですね。ちょっと苦笑いの思い出です。
それでも十分な成績に家族みんなで満足でした。トップは9割を超えていましたが、届かない差(41点)ではありません。まだまだ上積みも期待できます。
そこで具体的な中目標を定めました。中学の間に一ケタ。それも5位以内定着を目指そう。そしてトップも1回くらいは取ってやろう。そんな明るい未来が描けそうなうれしい結果が出た最初の定期試験でした。
うれしい結果と書きましたが、ホッとしたという方がより正確かもしれません。そんなにギリギリ合格したわけではなさそうだとわかりましたし、東大を目指すという目標も夢物語ではないと確認できました。
塾なしでやってきましたが、塾に行ってた子達と渡り合えたのが、何よりも安心できたことでした。まだまだ油断はできませんが、ひとつ胸のつかえがおりた気がします。次回の試験からはもっと余裕を持って結果を受け取れると思いました。
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