息子がまだ乳幼児だった頃、生活に関するものは息子の母親である妻がみることの方が多かったものの、数日間であれば私一人でも面倒を見られるくらい一通りのことはできました。子供と関われることが楽しかったんです。今思えばイクメンだったと言えます。
だからもう少し成長して勉強が教えるようになってからも、息子の相手をすることは好きでしたし、教育のことを本を読んだりして勉強することも苦になりませんでした。
誰もが教育に関心があるわけではない
教育に関心があるかないかで、子供の学力は大きく変わります。それは当たり前で、ほとんどの子供は勝手に育ってはくれません。親が上手に導いていかないと、うまくいかない確率の方が圧倒的に高くなります。日本の将来のためにも、子を持つ親には教育熱心でいてほしいと願っています。
しかし私のような教育好きではない人はたくさんいます。子供に勉強を教えるなんてもってのほか。親はなくとも子は育つ、と考える人もたくさんいることでしょう。
正直言って日本人は意外と教育への関心が薄いと思っています。子供に手をかけなかったこと、手がかからなかったことを自慢にする人も少なくありません。子離れ親離れは早いほど良いとする人たちも存在します。子供は自分の好きなように生きろという考え方です。
放任はたくましい子が育つ、は幻想
そのように、自主性に任せる、好きな道を選ばせるといえば耳に心地よい美しい響きですが、私はそれに賛同できません。考え方は自由ですが、現実的にそれは放任です。放任をくぐり抜けた子はたくましく育つイメージがあります。でもそんなものは本当にただの幻想で、学力の低い子の家庭は放任主義であることが多いと確信していますし、たくましい子が現れたとしてもかなり低い確率だと考えています。
逆に、手をかけられた子は過保護でひ弱と思われがちです。でもきっちり関心を持たれて育った子は失敗する確率が低いですし、その中からたくましい子が出現することも当然ありえます。それどころか、たくましい子の総数は、放任をくぐり抜けてきた子を待つよりも、教育に関心を持って育てた子が増える方が多くなるんじゃないかと思っています。
だからどうしてもこだわりがあって放任主義を貫くのでなければ、やはり教育には興味を持って子供に関わり続ける方がいいに決まっています。関心さえ持ち続けていれば、なんとかなる可能性が格段に上がります。
関心を持ち続けるのは大変
そうは言っても、元々さほど興味のないことにずっと関心を持ち続けることは大変です。割いていただける時間も有限で、その中でなんとか関心を向けてもらわないといけません。
教育関連の書籍を読むのがオススメですが、考えの合う人・近い人のブログや体験記を読むのも関心を持ち続けることにつながります。今私のブログを読んでくださっている方もきっと教育への関心をお持ちでしょうから、それを継続していただけるよう微力ながらお役に立てればと思っています。ただ私もそんなに豊富な知識を蓄えているわけではないので、似たような話も増えることと思います。でも大事な話は何度もするものですし、全ての人が私の記事を全部読んでくれるわけもありません。少しでも私の主張・言いたいことが多くの方の目に触れて、教育に興味を持っていただけるよう、重複を恐れず発信していこうと考えております。
もちろん、私の方も過去のことばかりで現在の事情に疎くては話になりません。できるだけ新しい情報にアップデートしつつ、読者に有益となるように研鑽していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
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