今回は叱らない子育ってってどうなの?という疑問にお答えしたいと思います。
参考としてこちらの本を読んでます。
息苦しくなる育児法?
一昔前からありましたが、今も根強い信奉者のいるであろう叱らない育児。その代表格とも言えるのがモンテッソーリ教育だと思います。(※他のモンテッソーリの本を読んでいるわけではないので、あくまで上記の本によることをお断りしておきます。)
基本的には子供の好きなようにさせるという育児法です。好きなこと・楽しいことをしているときは才能が伸びているので、思う存分やらせることを推奨しています。見守ることに重きを置いた育児で、何をしても原則叱りません。
例えば、おもちゃを散らかしっぱなしでもOKです。マットなど決められた範囲内なら許します。そんなことできるのでしょうか?
いつまでも遊びをやめなくても無理にやめさせてはいけません。遊んでいる間は集中力が伸びているからです。終わるまで見守って、よく遊べたことを褒め、最後に終わりましょうと言うと、いいよとお返事してくれる。おとぎ話のような世界です。
とにかく何でも許し認めます。子供のすべての行動には意味があり邪魔をしてはいけません。成長を妨げてはいけないからです。
役割分担ができていた。
読んだ後、妻に内容をかいつまんで教え、こんな子育て大変だよねと話しました。当然同意を得られるものと思いきや意外な返事。大体そんな感じでやっていたといいます。憶えてないのかとも言われました。さらに、叱るよりもまずは言い聞かせるという方針でやってきたのを忘れたのかと叱られました。
そういえば妻が小さい頃の息子を叱るところを見た記憶は少なく、おだやかに話をする場面ばかり思い出されます。
息子は聞き分けが良く育てやすいというイメージだったので、乳幼児時代は育てやすい子供ではなかったことを完全に忘れていました。
楽な子ではなかった
赤ちゃんの頃の息子はどちらかというと暴れん坊でした。四六時中せわしなく手足をバタつかせるし、超音波ような声もよく発していました。ファミレスなどでは落ち着くまでよく店外に連れて行ったものです。
移動範囲が広がってからはより目が離せなくなり、ベビーサークルの中に入れてましたが、やがてはそれもよじ登って突破する始末。
義理の母も「こんなに大変なの?」と驚くほどだったので、少なくともとも最初は子育てが楽な子ではありませんでした。それがいつの間にか話の通じる聞き分けの良い幼児になっていました。
叱らない育児をしていた
これは叱らずに根気よく言い聞かせる育児がうまくいったからと考えて間違いないでしょう。最初から言葉がわかるとみなして話しかけ続けた成果と言えます。この子育てに関しては妻の努力が大きく、私自身教育・子育てにはそこそこ関わってきたつもりでいましたが、妻の母としての存在の大きさを再確認することとなりました。
結論として、本を読んだときに息苦しく感じた子育て法は非常に有効なものでした。これから取り組むご予定の親御さんは安心して取り組んでいただいて大丈夫です。ただ根気が必要です、ということは申し上げておきます。
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