今回は頭か良くなる一番のオススメ、自己客観視についてお話します。
自己客観視(メタ認知)とは
自分を客観的に見ることをメタ認知といいます。もう一人の自分がいて自分自身を高い所から俯瞰するイメージです。冷静に感情の制御ができたり、自己を分析できます。自分自身をよく理解できるようになります。
より詳しいメタ認知のお話は割愛します。
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書いて読み返す
難しいことは置いといて、やるべきことは、まずは文章を書くことです。
嬉しかった、楽しかった、腹が立った等々の日常のこと。将来の夢、小学生になったらやりたいこと、今年・今月の目標。自分の得意なことや苦手なこと、自慢話。好きな食べ物、好きな場所。家族や友達の話。行ってみたい地方・国。無数にある題材から好きなものを選んで書きます。
そしてここからが重要なところ。書いたものを読み返します。これが自分を客観的に見る作業です。書いた後、ある程度時間を置いてから読み返す方が客観性が高くなります。
できれば物足りないところを付け加えたり、直したいところを修正して新しくしていきます。考えが変わって別のものになることもあるでしょう。そうやってリライトしたものもまた一定期間後に読み返すことになります。
効果
私が考える自己客観視することの効果は2つです。
考えた分だけ頭が良くなる
一つはいろいろなことを日常的に考えることができる点です。考える材料を探したとき、自分のことを考えるのが一番手っ取り早い。これ以上身近な存在はありませんし、考えるネタが尽きることもありません。自分のことだから考える甲斐もあります。
読み返すことでさらに深く考えることができます。考えれば考えるほど頭は良くなると“考えて”ますので、この点からも推奨できます。
幼児からの脱却
もう一つは、幼児性から早く抜け出せる点です。判断力や計画性等に関わる自主性、理解力やを含む学習能力全般において、少し成熟が進んだ子の方が有利です。小学生ならほんの少しそれを早めてやることで、大事な時期を有効にすることができます。
天真爛漫さはやや減ってしまうかもしれませんが、一足飛びに大人になるわけではないので心配はいりません。むしろ話が通じるようになって子育てがより楽しくなります。
大人になっても幼児性が抜けず、自分だけが中心で周囲が見えてない人がいます。それも自分を自分で見つめる訓練をしていれば起こりにくくなり、人間関係も築きやすくなります。
自分を知る
『敵を知り己を知れば百戦危うからず』有名な孫子の一節です。例えば試験なら、敵を知ることは過去問を解いたり、傾向に合わせた勉強をしたりするのですが、己というものはわかっているようでわかっていないものです。わかってないからこそ自分探しをする人がいるのでしょう。
日頃から自己客観視をしていれば自分のことをよく理解できていて、頭もすっきりするでしょう。想像しているよりも己を知ることの効果は大きいものと思います。ぜひとも取り組んでみてください。
※なお、文章の書き方、読み返し方、リライトの方法等の細かいことは段階を追って出していきます。ご期待ください。
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