今回は子供の教育は長期戦で望む必要があるというお話です。
世の中にはとてもたくさんの教育法があります。育て方、しつけ、勉強法、お金教育等々、各ジャンルごとに多数あり、あふれていると言っていいでしょう。
それぞれのご家庭にあったもの、信念に合致した教育法を見つけて実践すれば良いのですが、気をつけないといけないことがあります。それは教育の成果が出るまでにはかなりの年月を要する覚悟を持っておくべきということです。
即効性のある教育法はそうはありません。勉強法などですぐにでも始められるものもありますが、効果が出るまでには数週間~1ヶ月はかかるものです。効果が大きければ大きいほど長い期間要するのが当たり前です。
勉強の習慣をつける。利き手の逆の手を使えるようにする。叱らない子育てを貫く。それなりの文章を書けるようになる。計算力をつける。学校の算数を先取りをする。考える問題ができるようにする。
いろいろ計画を練って教育を実践してきましたが、どれも年単位の計画で、じっくり腰を据えて臨みました。
芸術・スポーツと同じ
考えてみれば芸術やスポーツに本気で取り組んでいるご家庭は長期戦で挑むのが普通です。実際、世界で通用するようなピアニスト、ヴァイオリニスト、野球選手、サッカー選手、オリンピアンはほとんどの場合、幼少期から楽器、競技に取り組んでいます。
各年代において必要なスキルを身につけ競争を勝ち抜き、何年もかけて一部がトップにたどり着きます。時々天才が現れますが、それでも数年かかるところを1年で頭角を~、のような話で昨日今日出てきて一流になるということはありません。
一般的な教育も芸術・スポーツほど厳しい世界ではないですが、長い目で見る必要があるのは当然のことです。すぐに上達する方法を教えろと言われても、そんなものはないと言って良いでしょう。何事も簡単に極められるものはありません。あれば隠しきれなくて世に出てきますよ。
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