今回は参考書や問題集(以下参考書)を求めてさまようのは無駄が多いというお話です。
何でもいいと覚悟を決める
参考書や問題集は周囲の評価やネットのレビューの高いものならそうそうハズレなことはありません。一度買ったものはやり切る覚悟を持つことを強くオススメします。
参考書探しはまず第一に時間の無駄です。決めたものだけに専念し、他に目移りしない方が無駄がないのは当然です。他を探すのにも時間と労力がかかりますから。
それにお金も無駄です。大した金額じゃないかもしれませんが、無駄遣いはない方がいいに決まってます。
自分に合ったものを探すことの何が悪いのかと思うかもしれません。相性が良ければ多くの効果があるのでしょう。長く使うこともできるし、何よりも学力が伸びてくれればお金も無駄じゃないどころか、コストパフォーマンスが良いとさえ言えます。
それでもなお、私は参考書を探して放浪することに反対です。巷で良い評価を得ているものは、使えば必ず一定の成果が得られます。最適を求めて放浪せず、さっさと覚悟を決めて買ったものを使い尽くすことが一番効果が高いのです。
参考書探しはなぜ起こる
そもそも放浪はなぜ起こるのでしょうか。大きな理由はおそらく勉強したくない理由を参考書に求めているからです。これは自分に合ってないからできないんだという言い訳をしているのです。自分に合ったものは必ずあるという思い込みはどうしたって起こりがちで、ちょうど良い言い訳になります。
また、となりの芝生は青いと言います。買ったものではないものがよく見えるのもこれまたよく起こりうる心の動きです。一度そういう考えが頭に入ってしまうと、買ったものをやってやろうという気力がなくなります。
最後まで言い訳を続けて半端なままに複数の参考書を抱える人はいますが、さすがに多くの人がどこかで折り合いをつけてメインで使用するものを決めます。
さまよった分良いものを見つけたはずという思い込みもあるだろうと考えられまだマシですが、やはり最初から覚悟を決めて取り組む方が無駄がなくてより良いのは言うまでもありません。
こういう考え方もあるんだと言うことを知った上でもなお、自分に合ったものを探すというのであれば、それは自己責任でやれば良いと思います。
評判の良い参考書・問題集はハッキリ言って何を使っても大差ないです。つまらないことで悩むより、衝動買いせずにじっくりと評判を調べ、決めたものと心中するつもりで使い倒すことが一番コスパに優れています。2冊目を買うならボロボロになるまで使い尽くしてからにしましょう。
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